メンター制度を始める最適のタイミングについて考えてみましょう。
制度の対象は、中途採用者を含む新入職員ですから、基本的に採用時期と同じです。
(1)求人⇒採用のピーク
【春パターン】
枠組み⑦ 【メンター会議】
メンター全員で、1ヵ月に1回か、最低2ヵ月に1回メンター会議を行います。
それぞれのペアの進行状況を報告し、シェアします。
発言の妨げにならないよう、園長先生は席を外し、主任は同席します。
もし何かうまく行っていないペアがあれば、全員で知恵を出し合い、解決します。
チームで協力し解決する経験が、メンター自身を成長させます。
枠組み⑧ 【スーパーバイザー】
メンター同士で助け合っても、問題の解決が難しい場合があります。
あらかじめ保育、幼児教育、人材育成に理解のある人に、スーパーバイザーを依頼しておき、メンター会議にも参加してもらいましょう。
園長と主任はスーパーバイザーにならないようにしましょう。
理由は、トップダウンの指揮命令系統に戻りがちで、メンターの主体性が失われて役目を果たせなくなり、せっかく取り組んだメンター制度が機能しなくなるからです。
【例外】
コーチングとファシリテーションの両方を習得された園長先生、主任は、スーパーバイザーになることと、メンター会議への出席OKです。