次のような変化が起きました。
(1)退職者の減少で、保育の質が向上
✓ 新入職員が安心して働けるようになり、定着するようになった
✓ その結果、職員の中にスキルとマインドが蓄積され、保育の質が目に見えて向上した
(2)職員配置の拡充
✓ 保育に余裕が出て来たため、定員増を行った
✓ 収入が増え、経営に余裕が生まれた
✓ 常勤保育士を増やした
✓ その他の職員を次の形で増やした
・常勤では働けない保育士を、朝晩専任のパート職員として採用した
・シルバー人材センター経由で、人生のベテラン枠の職員をお迎えした
⇒大工仕事や庭仕事が得意なおじいちゃん
⇒子どもと遊ぶのが好きなおばあちゃん
人生のベテランの存在で、雰囲気が変わり、園全体が驚くほ落ち着きました。
(3)職員増で保育内容が充実
✓職員増で、保育内容が充実しました。3点だけ例を挙げます。
〇 職員が、年齢の縦の糸と、保育内容の横の糸を組み合わせた、多彩な保育計画を立てるようになった
〇 保育活動の範囲が、畑に、海に、山に、川に、森に、湿原に、夏祭りにと広がった
皆でアイデアを出しあい、それまで行っていなかった、いろいろな野外活動を行うようになりました。
畑作り、夏祭り、海水浴、地引き網etc.
〇 発達支援が充実した
✓毎月1回、発達支援リーダーと各クラスの担当者が集まって、ミーティングを行うようになりました。
✓全園児について、発達支援シートを作って毎月チェックし、気になるお子様については、月ごとに発達支援計画を立てて実行した
✓保護者とお子様が相談機関に行く際は、職員が付き添い、園での様子を説明し、三者協力して支援にあたった
【これらの結果起きたこと】
✓ 保護者との会話が増え、交流が豊かになり、保護者アンケート評価が、5段階で4点台半ばに上昇した
✓ 園児募集が楽になった
✓ 経営がさらに改善した
✓ 全てがプラスに回り始めた