ある園長先生から、
「園が人材を育てる努力を惜しんでいないことを、保護者にアピールしたいのですが」
というご相談を受けました。
保護者は、実は、
職員の働きぶりや、
退職
その2 クレームは3種類
クレームを分類すると、3種類です。
それ以外にはありません。
① 園側がすぐに改善すべきこと
対応⇒ お詫びし、すぐ改善し、改善したことを保護者に伝え、教えてくれたことに対してお礼を言う
② 保護者により意見が分かれること
対応⇒ 気持ちに寄り添いながら、多様な意見があることを具体的に説明し、そのため今は出来ないことを伝え、理解を得る
意見を伝えてくれたことに対してお礼を言う
③ 園に落ち度があるとまでは言えないこと
対応⇒ 気持ちに寄り添いながら、全部話してもらう時間を作る
全部聴き取ってもらうと保護者の心が落ち着くので、それから園の状況と対応が今は難しいことを伝えて理解を得る
話を聴かせてくれたことに対してお礼を言う
この3種類を瞬時に区別するのは、ベテランの先生でも難しいことです。
ある程度話が聞けたら、
「大事なことなので、良く調べてちゃんとお返事させていただきますね。
それで大丈夫でしょうか?・・・そうですか、はい。
今日は教えて下さって、本当にありがとうございました。」
とお礼を言い、一旦話を終了します。
ちゃんと話を聞いてもらえて、お礼も言ってもらえて、保護者の気持ちは前より軽くなっています。