ある園長先生から、
「園が人材を育てる努力を惜しんでいないことを、保護者にアピールしたいのですが」
というご相談を受けました。
保護者は、実は、
職員の働きぶりや、
退職
その1 <保護者の気持ちをくみ取る>
クレーム対応は、日頃、園で最も神経を使うテーマの一つです。
私も現役園長時代に、多種多様なクレームを受けました。
クレームは保護者からばかりではありません。
近隣の方からも、「運動会の音楽がうるさい!」など、良くクレームを受けたものです。
ついつい敬遠したくなりますが、
クレームの種類と、対応のステップが分かっていれば、解決しやすくなります。
保護者のクレームに、法律家のように正しく対応しようとすると、
先方の怒りに火が付き、余計に労力を使うことになります。
〇 保護者の気持ちをくみ取る
保護者が今抱えている「気持ち」を、理解してあげることが大切です。
保護者には、元々2つの欲求があります。
1.私の話に、もう少し耳を傾けて欲しい
2.私と子どもに、もう少し親切にして欲しい
このような思いがなわないまま不愉快な経験が積み重なると、
保護者はクレーマーになります。
忙しくても、手間がかかっても、
1.普段から意識して声をかける
2.親切にしてあげる
手間を惜しまないようにすると、
保護者はクレーマーでは無く、
・教えてくれたり、
・相談してくれたり、
・園を応援してくれたり、
する人になります。