メンター制度の導入適期は、春と秋の２回あります。新年度に導入されるケースが多いですが、多くの企業、組織で、年度の折り返し点となる10月も導入の重要時期です。10月は年度前半の状況を見て、職員を増やしたり、配置を変えたり、補充採用を行ったりされることでしょう。年度後半も上手くマネージして行く上で、メン...
ブログ人材育成の切り札「メンター制度」ブログ
★人材育成の切り札として注目される「メンター制度」。新人が会社を早期に辞める最大の理由は「相談する人がいなかったから」。従来の新入社員教育と一線を画すこの方法は、従業員規模200名以下で、対人支援を業務とする、医療、福祉、教育、情報、物販などの業界で、組織強化の、最強の切り札となります。このブログで...
メンター制度の隣接分野として１on１があり、両者は良く似ています。どちらを選んだらいいでしょうか？ご自分の職場にどちらを導入したら良いか、迷うことがあるかも知れませんので、おおまかな目安をご紹介します。【1on1の特徴】1on1は、★大企業において、★人事部主導で、★新人の個別指導を目的として、行わ...
【メンターがいる職場】俯瞰して見ると、風通しが良く、働きやすい職場です。制度の導入後、メンターだけでなく全ての職員が一緒に、新人を見守り育てる機運が生まれました。これは事前には考えもしなかった変化でした。【一番成長したのはメンター自身】メンターになってくれた先輩保育士に対して、私は心の中で、「ただで...
次のような変化が起きました。（1）退職者の減少で、保育の質が向上 ✓ 新入職員が安心して働けるようになり、定着するようになった ✓ その結果、職員の中にスキルとマインドが蓄積され、保育の質が目に見えて向上した（2）職員配置の拡充 ✓ 保育に余裕が出て来たため、定員増を行った ✓ 収入が増え、経営に余...
メンター制度のエッセンスは、新人が困った時に何でも相談できる先輩が、新人に1対1で付いて、小さなことでもいつでもサポートしてくれることです。そうすることで、新人が一人で悩みを抱えることが無くなり、安心して働ける職場になります。新人が定着し、成長し、園の保育力が上がれば、保護者の信頼を得ることが出来、...
私は、国が保育施策を大きく転換し、「子ども・子育て支援新制度」を開始した平成27年4月1日に、自分が園長を務めていた保育園を、【幼保連携型認定こども園】に移行させました。その時、市内に250あった保育園の中で、認定こども園に移った園は、私の園だけでした。当時、国も市も初めてのことで手探り状態が続き、...
枠組み⑦ 【メンター会議】メンター全員で、1ヵ月に1回か、最低2ヵ月に１回メンター会議を行います。それぞれのペアの進行状況を報告し、シェアします。発言の妨げにならないよう、園長先生は席を外し、主任は同席します。もし何かうまく行っていないペアがあれば、全員で知恵を出し合い、解決します。チームで協力し解...
枠組み⑥ 【メンターの役割】１．信頼される人になる（ラポール形成） メンティに親切にするよう心がけ、ラポール（信頼関係）を作ります。２．悩みを聴く人になる（カウンセリングマインド） 新入職員の不安や心配の種は尽きません。 根気強く話を聴き、寄り添ってあげましょう。３．教育係になる（ティーチング） 一...
枠組み④ 【期間のめやす】1年間です。理由は、ほとんどの職場に「年間計画」があり、丸1年かけて一周するからです。ただし、メンティが経験者の場合は、半年間でもOKです。枠組み⑤ 【非常勤職員】非常勤職員も全員メンタリングの対象とします。理由は、非常勤職員には普段から情報が行き渡りにくく、不安に感じなが...